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スマートフォンユーザー比率は43.3%、女性比率の増加傾向続く【マルチデバイス利用動向調査】

 D2Cは、スマートフォン、タブレット端末およびフィーチャーフォンの利用動向調査を実施した。

 調査対象者全体におけるスマートフォンユーザーの比率は43.3%となり、2012年11月調査の37.6%から5.7ポイント増加した。所有パターン別に見ると、「スマートフォンのみ利用」が38.9%、「スマートフォンとフィーチャーフォンを併用」が4.4%、「フィーチャーフォンのみ利用」が56.7%となった。

 スマートフォンユーザーの性年代構成を見ると、女性の比率が46.2%と2012年11月調査から3.1ポイント増加。職業構成では、2012年11月調査時点から、「専業主婦」が15.4%と1.6ポイント増加した。

 スマートフォンユーザーに、主要スマートフォンサイトとアプリの利用状況を聞いたところ、「Google」の利用者計※が85.8%ともっとも高かった。続いて、「Yahoo!JAPAN(79.6%)」「LINE(61.7%)」「通信事業者のポータルサイト(57.2%)」「Facebook(44.3%)」の順となった。LINEの利用率は、2012年11月調査時点からプラス9.5ポイントと大幅に増加した。

 また、利用回数における「1日に10回以上」という回答では「LINE」が15.6%、「Twitter」が9.2%と高い数値に。1週間あたりの平均利用回数では、「LINE」が30.3回、「Twitter」が25.2回と突出して多かった。

※利用者計:「各サイト/サービスの利用頻度に関する設問で、「1日に10回以上」~「月に数回程度」、「それ以下」のいずれかに回答した回答者の比率。

 調査対象者全体にタブレット端末の利用状況について聞いたところ、全体で16.2%が利用していると回答。男女別では、男性が18.2%、女性が13.9%と、男性が4.3ポイント高い比率となった。また、スマートフォン利用者の利用率は21.8%、フィーチャーフォンのみ利用者では11.9%と、スマートフォンユーザーの利用率が9.9ポイント高い数値に。性年代別で見ると「男性40代」が22.1%ともっとも高い利用率となった(自分専用端末と家庭共有端末の合計)。

 スマートフォン利用者の普段ネットを利用する際のデバイスについてみると「スマートフォン+PC併用者」が73.9%、「スマートフォン+タブレット端末+PC併用者」が17.6%となった。また、「男性40代」の32.0%、「男性50代」の30.8%、「男性30代」の24.6%が、「スマートフォン+タブレット端末+PC併用者」となっており、男性30代以上を中心としてタブレット端末の活用が進んでいることが明らかに。

 一方、「女性20代」の16.1%、「女性30代」の11.3%が、「スマートフォンのみ利用者」となっており、これらの層では、よりスマートフォンへの依存度が高いようだ。

 スマートフォン利用者に、3か月以内のネットショッピング経験について聞いたところ、「スマートフォンによる購入」では、「スマートフォンのみ利用者」が60.4%と突出して高い割合に。また、「スマートフォン+タブレット端末+PC併用者」では、「パソコンによる購入」が87.8%となったが、一方で、「スマートフォンによる購入」も51.1%と、半数以上が、スマートフォンからの購入も行っていることがわかった。

 また各デバイス利用者に、各デバイスが適している利用シーンについて聞いたところ、スマートフォンでは、「外出先や移動中での利用」が87.2%ともっとも高い割合に。一方、PCでは、「情報をじっくり調べる時」が81.7%ともっとも高い割合となり、「外出先や移動中での利用」が4.0%ともっとも低い割合となった。

 上記のグラフは、それらを折れ線グラフにしたものだが、スマートフォンとPCは、それぞれの利用シーンで補完する関係にあることがわかる。また、タブレット端末は、ほとんどの項目でスマートフォンとPCの中間となる割合となった。このことから、ユーザーはそれぞれのデバイスの特性を明確に認識し、使い分けを行っているようだ。

【調査概要】
調査期間:2013年5月30~31日
調査方法:PCインターネット調査
調査対象:公募型インターネットリサーチモニター
15~69歳の男女のプライベートで使用する携帯電話・PHS(スマートフォン含む)所有者
回収サンプル数:3,096サンプル
調査機関:マクロミル

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MarkeZine(マーケジン)
2013/07/05 11:00 https://markezine.jp/article/detail/18101

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