アドビ システムズは、ソフトバンク・テクノロジー(以下、SBT)により、オンライン証券大手のSBI証券が運営する顧客向けのWebサイトに対し、Adobe Analyticsが導入されたことを発表した。
SBI証券は、SBIホールディングス傘下のSBIグループ会社の一員として、インターネットでのオンライン証券取引を中核に、国内株式や外国株式、投資信託、外国債券、FX等、幅広い商品やサービスを取り扱うオンライン総合証券として展開している。
同社は、2012年8月にWebアクセス解析ツールとしてAdobe SiteCatalystを導入し、本格的に計測を開始した。今回、分析機能がより強化されたAdobe Analyticsを導入・運用し、Webサイト分析に必要なデータの収集、およびレポーティング業務の自動化、担当部門間での分析データ活用や共有推進といった、Web サイトの最適化に向けたスピーディなPDCAサイクルの実現を目指す。
また、SBTは今回の導入に際して、Webコンサルティングサービス「SIGNAL」で収集したデータの有効的な活用方法の提案、および全社展開の支援を行っている。SBTは引き続き、SBI証券においてAdobe Analyticsが共通のデータ基盤となるよう推進する。
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