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楽天2Q決算、好調の国内ECはモバイル・タブレット流通総額が前年同期比48.4%増

2013/08/02 19:00

 楽天の2013年度第2四半期の売上収益は1277億円(前年同期比39.7%増)、営業利益は247億円(28.9%増)。このうち、インターネット金融事業が急成長しており、売上収益517億円、営業利益115億円で、営業利益は前年同期比183.3%増となっている。楽天市場・楽天トラベル事業は売上収益414億円、営業利益は201億円。

決算説明を行う、楽天代表取締役会長兼社長三木谷浩史氏
決算説明を行う、楽天代表取締役社長三木谷浩史氏

 国内グループ流通総額は1兆2282億円(25.7%増)。内訳を見ると「Edyおよびクレジットカード」(6779億円)が最も多く、「国内EC」(4130億円)、「トラベル」(1373億円)が続いている。ポイントキャンペーンやテレビ CMを展開したクレジットカード「楽天カード」の第2四半期ショッピング取扱高は6000億円を超えており、同グループのビジネスを大きく支える存在となっている。また、楽天会員が楽天の他サービスを利用するクロスユースの割合は50%を超えており、三木谷氏は、楽天ブランドの強みを活かした、会員の囲い込みに向けても意欲を見せた。

 楽天市場の第2四半期は売上収益335億9300万円(20.4%増)、営業利益は176億1700万円(12.6%増)。新規会員登録数が今年に入って再び伸長。売れている商品カテゴリは家電、食品、日用品などで、全体に成長しており、とくに家電が回復基調にあるという。10万円以上の高額商品も好調で、三木谷氏は「アベノミクス効果」と評価している。

 スマートデバイス経由のECが浸透するなか、モバイルとタブレットの流通総額は前年同期比48.4%増となっている。タブレットに最適化したアプリを提供していることから、スマートフォンからタブレットに乗り換える人も多く、購入金額もスマートフォンより多いという。また、最も重要な戦略的プロモーションである「楽天スーパーSALE」は楽天市場だけでなく、他サービスの成長をも後押ししている。

 戦略的に投資を行った物流と電子書籍事業については、「利益を生むビジネスなので積極的に投資していく」と語り、「koboは昨年末は苦しんでいたが、最近はキャッチアップしている。今後電子書籍事業は端末ベースではなくアプリビジネスに移行する」との見方を示した。

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