10月に行われる第1回調査では、「週刊文春」(文藝春秋)、「an・an」(マガジンハウス)、「VoCE」(講談社)、「日経ビジネス」(日経BP)を含む19社33誌を対象に、ネットリサーチモニターから抽出した各雑誌の読者に対して、掲載広告への接触の有無、広告接触後の心理変容・レスポンス行動などを測定することで効果を明らかにするとともに、蓄積データによる雑誌広告効果の基準値を整備する。調査結果の概要は調査レポート等で公開するほか、詳細データはビデオリサーチより有償提供する。
今後は本調査を年1回定期的に実施し「効果検証」を支援することで、雑誌広告の信頼性や価値の向上を図り、データに基づくプランニングや取引の活性化貢献を目指す。
【調査概要】
2013年度対象誌:9社 33誌 (2013年 10月売り号)
2013年度調査時期:2013年 10月~11月
調査エリア:ビデオリサーチ『MAGASCENE』に準ずる全国主要 7地区(16都道府県)
調査対象者:調査エリアに居住する15歳~69歳の男女個人に対し、インターネット調査にて対象誌の閲読経験を確認し、調査を依頼
目標有効標本数:1誌あたり 150サンプル。『MAGASCENE』データにおける対象誌閲読者の性年齢構成で割付
調査方法:調査対象号の発売日に雑誌を郵送し、一定の閲読期間後にインターネット調査を実施。広告素材は、雑誌を手元に用意して再認させる。
調査広告素材・1誌につき最大20素材(表2・目次対向・センター・表3・表4は必須選定、その他は、掲載ポジション・掲載ページ数・広告種類・広告商品ジャンルについてその雑誌の実態を加味してビデオリサーチが選定)
調査項目:
・ 広告接触率、注目率、精読率
・ 興味関心、購入・利用意向
・ 理解度、信頼度、好感度
・ 広告感想
・ 心理変容、レスポンス行動
実査機関:株式会社ビデオリサーチ
【結果リリース】
2014 年 2 月予定
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