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Google商品リスト広告(PLA)虎の巻

今、求められているデータのあり方とは?「Google商品リスト広告」「動的リマーケティング広告」に見るデータフィード活用方法に迫る【第3回】


Googleマーチャントセンターの最新動向を押さえよう

 商品リスト広告を始める際には、Googleマーチャントセンターへの商品データベースの登録が必須です。そして、その仕様変更や新しい広告メニューなど日々アップデートしています。では、独自調査に基づいた情報を盛り込みながら、Googleマーチャントセンターの商品データベース構築の重要性について説明していきます。

 2013年4月に、アパレル商品を対象にGoogleマーチャントセンターの仕様変更がありました。具体的には、オレンジ色で塗りつぶした項目が新たに必須項目になりました。ポイントは「色・サイズごとに1つずつデータを用意する」ことです。多くのファッションECサイトは、色・サイズごとに商品ページを用意していないため、今回の仕様変更への対応が難しい企業が多く、データフィード制作会社に相談をするケースが増えています。

 仕様変更に対応せずに、商品データをGoogleマーチャントセンターにアップロードしても、実際にはデータが反映されないという事態が起きます。また、色・サイズごとにデータを用意せずにアップロードし続けると、Googleから企業アカウントに警告が来て、最終的にはアカウントが凍結になる場合もあるようです。

今、求められているデータのあり方とは?

 私が個人的に最も大切だと考えるポイントは、今回のGoogleマーチャントセンターの仕様変更がそもそもなぜ起こったのかを理解することです。Googleは彼らの思想(あるべき姿)に基づいてサービスを展開しています。

 仕様変更が起きた際に都度対応していくことはもちろんですが、その大前提として思想を理解した上で商品データベースの設計に反映させることが重要でしょう。私が特に大切だと感じているポイントは大きく二つあります。このポイントをおさえておくことで、「今、求められているデータのあり方」を再考することができるでしょう。

「データのあり方」の2つのポイント

(1)情報を必要とする人に最適な形で届けること 
   (より詳細でユーザーが理解しやすい商品データベースの構築)
(2)質の高い見込み客をサイトに誘導すること

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この記事の著者

川田 智明(カワダ トモアキ)

2012年4月、株式会社フィードフォース入社。 「オウンドメディアのソーシャル化サービス」の市場調査からセールスを行い、半年後に新規事業として「データフィード最適化サービス」を立ち上げる。現在は、外部企業との事業提携から広告主の集客最大化の提案まで幅広く担当している。

■関連リンク
株式会社フィードフォース

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2013/12/11 14:58 https://markezine.jp/article/detail/18760

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