Googleマーチャントセンターの最新動向を押さえよう
商品リスト広告を始める際には、Googleマーチャントセンターへの商品データベースの登録が必須です。そして、その仕様変更や新しい広告メニューなど日々アップデートしています。では、独自調査に基づいた情報を盛り込みながら、Googleマーチャントセンターの商品データベース構築の重要性について説明していきます。

2013年4月に、アパレル商品を対象にGoogleマーチャントセンターの仕様変更がありました。具体的には、オレンジ色で塗りつぶした項目が新たに必須項目になりました。ポイントは「色・サイズごとに1つずつデータを用意する」ことです。多くのファッションECサイトは、色・サイズごとに商品ページを用意していないため、今回の仕様変更への対応が難しい企業が多く、データフィード制作会社に相談をするケースが増えています。
仕様変更に対応せずに、商品データをGoogleマーチャントセンターにアップロードしても、実際にはデータが反映されないという事態が起きます。また、色・サイズごとにデータを用意せずにアップロードし続けると、Googleから企業アカウントに警告が来て、最終的にはアカウントが凍結になる場合もあるようです。
今、求められているデータのあり方とは?
私が個人的に最も大切だと考えるポイントは、今回のGoogleマーチャントセンターの仕様変更がそもそもなぜ起こったのかを理解することです。Googleは彼らの思想(あるべき姿)に基づいてサービスを展開しています。

仕様変更が起きた際に都度対応していくことはもちろんですが、その大前提として思想を理解した上で商品データベースの設計に反映させることが重要でしょう。私が特に大切だと感じているポイントは大きく二つあります。このポイントをおさえておくことで、「今、求められているデータのあり方」を再考することができるでしょう。
(1)情報を必要とする人に最適な形で届けること
(より詳細でユーザーが理解しやすい商品データベースの構築)
(2)質の高い見込み客をサイトに誘導すること