博報堂と博報堂DYメディアパートナーズは、日本の文化産業・コンテンツの海外における需要の開拓を担うクール・ジャパン関連事業に関する体制を強化することを発表した。また博報堂において、11月1日に「クール・ジャパン推進室」を設立した。
さらに両社は、経済産業省が主導し、官民合同で設立される「海外需要開拓支援機構」(以下、クール・ジャパン推進機構)へ出資する。「クール・ジャパン推進機構」は、海外進出のボトルネックとなっていたビジネスプラットフォームの創発を、業種を超えたプレーヤーによって促進していくことを主眼とする。海外事業展開における資金提供、及び海外進出に際しての専門知識・ノウハウの提供、進出先現地プレーヤーとのマッチングなどの支援を行っていく予定。両社はこれまで広告事業で培ってきマーケティング技術や多彩なネットワークを活かし、海外進出のパートナーとしてクール・ジャパン関連事業に関する対応を強化する。
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