大日本印刷は、ポイントサービスが生活者の買い物に与える影響などについて「買い物におけるポイント利用状況調査」を実施した。
ネットショッピングが浸透し、SNSなどの販促コミュニケーションが多様化するなか、ポイントサービスを行う企業は、ポイントを単なる値引きとしてではなく、顧客とのつながりと考え、ポイントサービスの意義を捉え直す必要が出てきている。
ポイントを意識して購入する割合の高い商品は、「家電製品」(78.4%)、「食料品」(60.4%)、「飲料」(53.7%)と続き、家電製品や食料品から、レジャー・外食など多くの商品カテゴリーでポイントを意識して買い物をしていることがわかった。
また、買い物が好きと回答した女性はポイントサービスを積極的に利用していることも明らかに。今回、「計画ショッパー」と「気分ショッパー」の2つの買い物行動タイプに注目し、ポイントサービスへの意識の違いを比較した。
「計画ショッパー」とは、買い物が好きで、あらかじめ買うものを決めてから買い物をする女性。「楽天スーパーポイント」や「Tポイント」の利用が高く、ポイントを支払いの一部と捉えている。「気分ショッパー」は、買い物が好きで、その時の気分で買い物をする女性。「WAONポイント」や「マツキヨポイント」など、スーパーやドラッグストアなどの普段行く店のポイントを利用しており、ポイントを買い物の楽しみと捉えている。
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