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「和食」がユネスコ無形文化遺産に、クックパッド英語版で日本の家庭料理を学べる「What is "Washoku?"」

 クックパッド英語版「COOKPAD」では8月のサービス開始以降、掲載レシピ数はオープン当初の約1500品から4か月で8000品以上へと拡大。世界中の日本食ファンが利用している。世界のユーザーからは、「もっとたくさんの日本食を知りたい」「レシピを見て初めて作ってみたら美味しかった」「お気に入りのレシピが見つかった」といった声が寄せられているという。

 そうした声をうけて、クックパッドの150万品以上のレシピの中から、日本食をはじめて料理する人が日本の家庭料理を学ぶのに適した人気レシピ25品を、1日1品ずつ翻訳して掲載。「だし」や「みそ汁」といった日本食の定番に加えて、「キャラ弁」や「リメイク」といった日本の家庭料理の知恵とアイデアの詰まったレシピを紹介。クックパッドの英語版facebookページでも日替わりでレシピを紹介している。

 海外の人にとって、日本食といえば、かつては寿司や天ぷらなどを指していた。しかし、近年ではラーメンやから揚げ、焼きそばなどを提供する日本食チェーン店も海外に増え、箸を使ってこうした料理を楽しむ人も増えている。NHK「クローズアップ現代」は今年2月、「"UMAMI"が世界を制す!? 発見 驚きのパワー」と題した番組を放送。日本食のベースとなるだしなどの「うま味」が第五の味として海外の料理人に認知され、ブームとなっている様子を紹介している。

 海外で日本食の良さを伝える個人の活動も多く立ち上がっているのも最近の特徴だ。米国には、日本料理の良さを「ケータリング」というかたちで届けている人もいる。シルヴァン・ミシマ・ブラケット氏の「Peko Peko」は、米国カリフォルニア州オークランドに拠点を持ち、栗ごはん、から揚げなどが入った弁当から正月のおせち料理のお重セットまでを販売。その弁当は、日本人も「ああ、こんなお弁当が食べたい」と感じる、なつかしく愛情のこもった姿をしている。

 今回のユネスコの無形文化遺産登録では、和食とともに、韓国の「キムチづくりの文化」なども認定されている。

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2013/12/06 14:30 https://markezine.jp/article/detail/18980

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