3つのユーザーリストによるリマーケティング配信
DSPであるDBM(DoubleClick Bid Manager)は、自らの配信によって蓄積されるユーザーデータ以外にも、以下のようなユーザーデータによってターゲティングを行うことが可能です。
- DoubleClick Search(リスティング広告の自動入札ツール)で蓄積されたキーワードターゲティングリスト(リスティング広告のキーワードをクリックしたユーザーごとのリスト)
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DoubleClick Campaign Manager(DCM)で蓄積されたユーザーリスト
(DCMの計測タグによって蓄積されたユーザーデータ) -
Google Display Network(GDN)で蓄積されたユーザーリスト
(GDNの計測タグによって蓄積されたユーザーデータ)
DoubleClickのプラットフォームは1つのCookieで計測されているので、このような配信チャネルやネットワークを横断したユーザーデータを利用したプログラマティック・バイイングをスムースかつリアルタイムで行うことが可能になっています。
これらのキャンペーンレポートはDoubleClick Campaign Managerのレポート画面で閲覧することができ(上図「DCMレポート」部分)、キャンペーンデータのみならず「コンバージョンパス分析レポート」や「アトリビューションモデル」によるチャネル評価分析などによってチャネル横断での最適化に活用することができます。
このように、DoubleClickプラットフォームではリスティング広告、純広(第三者配信)、DSPの各チャネルを利用したキャンペーン全体の中で1つのCookieによるユーザーデータを重複なく計測・蓄積し、これらのチャネルを横断したリマーケティングシナリオでセグメントをかけたプログラマティック・バイイングを可能にしています。

