AppleのiBeaconテクノロジーに対応した位置連動型コンテンツ配信ソリューション「ACCESS Beacon Framework」が、20世紀フォックス映画の上映作品のプロモーションに採用された。5月30日公開の『X-MEN:フューチャー&パスト』の上映劇場、TOHOシネマズ日本橋、六本木ヒルズで5月14日からスタートする。
この施策は、TOHOシネマズ提供のアプリ「TOHOシネマズマガジン」に、「ACCESS Beacon Framework」を組み込むことで実現。このフレームワークは、BLE(Bluetooth Low Energy:低消費電力の近距離無線通信技術)搭載のBeaconハードウェア(上図左端のような形態をしている)、スマートフォン向けアプリケーション、クラウド管理システムで構成されている。
アプリをダウンロードした来場者は、劇場に入場すると、自動的に動画配信、施設誘導、デジタルクーポン、オンラインキャンペーンとの連携など、多彩なサービスを受けられる。
ACCESSは、今夏ソリューションをAndroidにも対応させ、年内に海外へも展開する。また、FOXは、2014年夏をめどに本プロモーション・プログラムの全国展開を計画している。
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