SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第101号(2024年5月号)
特集「進化するテレビマーケティング、現在の選択肢」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究

エンタメ潮流コラム「邦画の復活の理由とは」


 社団法人日本映画製作者連盟によると、2006年の興行収入は邦画が1,078億円(同32%増)となり、洋画の948億円(同18%減)を上回った。なぜ今、邦画が好調なのだろうか。(編注※本連載はMoneyZineより転載したものです)

邦画の復活

 社団法人日本映画製作者連盟によると、2006年の興行収入は2,026億円(前年比2%増)となった。邦画が1,078億円(同32%増)となり、洋画の948億円(同18%減)を上回った点は注目に値しよう。邦画が好調な理由としては、

① シネコンの増加によるスクリーン数の増加=売り場面積の拡大
② テレビ局が映画事業を積極展開=制作資源の提供と積極的広告
③ 製作委員会方式等のファイナンス活用=邦画の総製作資金の増加
④ DVD市場拡大による収益機会増加=邦画の総製作本数の増加

などが挙げられると考えられる。2006年の邦画の上位は、「ゲド戦記」(興収76.5億円)、「LIMIT OF LOVE 海猿」(同71億円)と、100億円を超えるタイトルはなく、中堅作品の健闘が目立った。興収10億円以上の作品は28作品となり、前年の26作品を上回った。つまり、一つの大型作品によるヒットによるものではなく、構造的に邦画が好調であったといえる。

2006年興行収入上位の作品   単位:億円
[邦画]      
順位 作品名 興収 配給会社
1 ゲド戦記 76.5 東宝
2 LIMIT OF LOVE 海猿 71 東宝
3 THE 有頂天ホテル 60.8 東宝
4 日本沈没 53.4 東宝
5 デスノート the Last name 52 WB
6 男たちの大和/YAMATO 50.9 東映
7 劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 34 東宝
  ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ
8 ドラえもん のび太の恐竜2006 32.8 東宝
9 涙そうそう 31 東宝
10 名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム) 30.3 東宝
[洋画]
順位 作品名 興収 配給会社
1 ハリー・ポッターと炎のゴブレット 110 WB
2 パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト 100.2 BV
3 ダ・ヴィンチ・コード 90.5 SPE
4 ナルニア国物語 第一章:ライオンと魔女 68.6 BV
5 M:i:III (ミッション:インポッシブル3) 51.5 UIP
6 Mr.&Mrs.スミス 46.5 東宝東和
7 フライトプラン 31.2 BV
8 チキン・リトル 26.8 BV
9 ワールド・トレード・センター 24 UIP
10 キングコング 23.5 UIP
                                              ©日本映画製作者連盟

日本の映画の歴史

 日本の映画の歴史は明治時代に始まり、大衆娯楽として普及した。

次のページ
産業構造の転換

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

岡三証券シニアアナリスト 森田 正司(モリタ マサシ)

1996年4月岡三証券入社。1998年12月企業調査部調査部配属。通信・放送、精密業界を担当。2000年4月よりゲームを担当(現任)。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2007/10/29 14:23 https://markezine.jp/article/detail/2011

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング