米アップルは28日、定額制ストリーミング音楽サービスを提供するBeats Music、高級ヘッドフォンメーカーBeats Electronicsの2社を30億ドルで買収すると発表した。
これによって、Beatsの共同創業者であるジミー・アイオヴィン氏とドクター・ドレがアップルに加わることになった。2人は自らもアーティスト、プロデューサー、そしてデジタル音楽ビジネスを築いてきた人物として知られる業界の大物だ。
Beatsの「b」のロゴマークが入った大振りのヘッドフォンはファッションの一部として受け入れられている。歌手のレディ・ガガが自分用のヘッドフォンやスピーカーをつくったり、ファッションデザイナーのアレキサンダー・ワンとのコラボ、NBAのスタープレーヤーであるレブロン・ジェームズが練習の際に身に着けるなど、有名人を使ったプロモーションで人気を広げてきた。
すでにiTunesで音楽ビジネスを展開するアップルが、これからこのBeatsブランドをどのように展開していくのか注目される。
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