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「AdGang」が選んだ今週の一押しキャンペーン

道路標識を曲名に!? 音楽と芸術の都プラハで実感する「ドライブの楽しさ」


 ドライブ中に友達と合唱・誰もいない車内で人知れず熱唱。誰もが経験あるのでは?トヨタ自動車は、この「ドライブ中の醍醐味」を上手にプロモーションに活かしました。海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「AdGang」からの厳選記事を紹介するこの連載は、毎週水曜日更新です。

キャンペーン概要

 時期:2014年
 国名:チェコ
 企業/ブランド:Toyota
 業種:自動車

ドライブ中、何にワクワクする?

 欧米でトヨタが販売しているハイブリッド・コンパクトカー「ヤリス(日本名:ヴィッツ)」が、『人々に運転の楽しさを実感してもらおう!』というコンセプトのもとプラハで実施したプロモーションをご紹介します。

 その名も「The Musical City」。テレビキャンペーンのシンガーオーディションとして集まってもらった人たちに、プラハの美しい街中をヤリスに乗ってドライブしてもらうというもの。しかし、ここに仕掛けが施されました。実は、事前に街中に設置されている通りの名前を示した標識を外し、代わりに“歌の曲名”が書かれた標識に変えておいたのです。ちなみに、用意された楽曲は「Uptown Girl」や「Born to be wild」など、誰もが口ずさめる曲ばかり。

 この“歌の標識”は、GPSを通じてヤリスに搭載されているカーオーディオと連動しています。車が標識の近くを通ると、標識に書かれた曲が自動的にステレオから流れる仕組みです。

 ドライバーや同乗者の皆さんは、次々に流れる70~80年代を彩る名曲に、超ノリノリで歌いながらドライブを楽しんでいて、見ているこちらが思わず「運転したい!」と感じてしまうほど。

 交差点に差し掛かると、左右の標識を見比べて自分たちが“歌いたい楽曲”が書かれた道を選ぶドライバーの姿も。参加者はつかの間のドライブを大いにエンジョイしていたようです。

 音楽と芸術の都・プラハを舞台にして、まずは『走ることを純粋に楽しんでほしい』というトヨタの思いが詰まった素敵な企画でした。ドライブの楽しさが伝わる動画を是非音声とともにご覧ください。

動画はこちら

参考サイト

Ads Of The World

先週の紹介キャンペーン

ビッグデータの粋な活用例! タクシー会社の膨大なデータが生み出す“リアルな観光情報”

記事転載元:AdGang

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この記事の著者

山田 健介(株式会社PR TIMES)(ヤマダケンスケ (PR TIMES))

著者Twitter著者Facebook●About / PR TIMES Inc ・プレスリリース配信サービス「PR TIMES」の運営 ・ブログマーケティングサービス「ブログタイムズ」の運営 ・WEBクリッピングサービスの提供●About / Vector Group コアバリューである「モノを広める」スキルを通じて、企業・消費者の皆様をマッチしたサービスを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2014/08/26 15:16 https://markezine.jp/article/detail/20700

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