ジャストシステムは、セルフ型アンケートサービス「Fastask」を利用して『モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2014年6月度)』を実施した。
スマホでショッピングする10代女性が大幅に増加
ネットショッピングをする際に主に利用する機器は、2013年6月時の調査では「PC(デスクトップ、ノート)」(93.2%)、「スマートフォン」(5.5%)、「タブレット型PC」(0.8%)であったが、今回の調査では「PC(デスクトップ、ノート)」が90.0%に微減し、「スマートフォン」が7.4%、「タブレット型PC」が1.9%へと微増した。
特に10代(15~19歳)がネットショッピングにスマートフォンを利用する割合は、2013年6月時の調査と比べ、男性は10.9%から19.5%に、女性は20.0%から34.4%と大幅に増加した。
スマホユーザーの2割弱が有料音楽配信サービスを利用
スマートフォンユーザーのうち、有料音楽配信サービスを利用している人の割合は17.7%であった。利用者が最も使用している有料音楽配信サービスは、「レコチョク Best」(39.8%)がトップに。次いで「ひかりTVミュージック」(24.3%)、「Music Unlimited」(18.4%)となった。
フィーチャーフォンからのネット利用は約2割
主に「通常の携帯電話(フィーチャーフォン)」を使ってインターネットにアクセスする人の割合は21.5%となり、1年前の28.0%から減少した。一方、主に「スマートフォン」を使ってインターネットを利用する人の割合は前年の45.6%から50.9%に、「タブレット型PC」を使う人の割合は15.4%から19.8%に増加した。
4人に1人が、スマートウォッチを「使用してみたい」
ウェアラブルデバイス(装着型の小型コンピュータ端末)の利用状況を調べたところ、現在使用している人の割合は「スマートグラス(メガネ型端末)」(2.0%)、「スマートウォッチ(時計型端末)」(1.7%)、「ブレスレット型端末」(1.5%)となった。
そして「使用したことはないが使用してみたい」デバイスとして最も多かったのは「スマートウォッチ(時計型端末)」(23.7%)。次いで「スマートグラス(メガネ型端末)」(22.1%)、「ブレスレット型端末」(18.7%)となった。
【調査概要】
調査期間:2014年6月27~30日
調査対象:Fastaskのモニタのうち、15~69歳まで5歳ごとに、男女それぞれ50名ずつ割り付けて回収(合計1,100名)
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