楽天子会社のリンクシェア・ジャパンは、成果報酬型ディスプレイ広告「MediaForge(メディアフォージ)」の新サービスとして、潜在顧客を対象に配信する「プロスペクティング広告」の提供を開始した。
同社が提供するプロスペクティング広告は、潜在顧客以外にもユーザーのオンライン広告上での行動エンゲージメント※を指標とした、独自のターゲティングを行うことが可能。さらに、訴求力の高いリッチクリエイティブを用いるため、ユーザーの興味関心を促すことができる。また、複数のDSPを活用して、広告配信や分析をすることで、より多くの潜在顧客へのアプローチを実現する。
広告主は、同広告を活用することで、まだサイトに訪れたことのない潜在顧客を顕在化し、商品やサービスの購買を促すことができる。また、サイトに訪れた人を対象とした「MediaForge」のディスプレイ広告配信サービスである、リターゲティング広告と組み合わせることで、広告主は、ユーザーのアクションを総合的なアプローチで促進可能。そのため、集客や売上拡大を見込むことができる。
エンゲージメントについて「MediaForge」は、ユーザーがバナー上で行うあらゆる行動(操作)を“エンゲージメント”と呼び、ユーザーがバナーを見たことを示す指標として定義。インプレッション(バナー表示)からクリックにいたるまでの、あらゆる行動を指標とすることで、クリック指標だけではカバーできなかった優良なユーザーに効率的にリーチできると考えている。
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