電通デジタル・ホールディングスは、最先端の技術力を活用したデジタル事業の開発・提案を行うテクノロジー・ブティック子会社として「電通ブルー」を設立し、年内をめどに営業を開始する。新社長には吉羽一高氏が就任する。
スマートフォンやタブレットの普及、さらにはウェアラブル端末やIoT(Internet of Things)の登場など、デジタル環境の変化は続いている。顧客企業が求めるマーケティング・コミュニケーションの立案や生活者に向けたサービス提供においても、より高度なソリューション、より迅速なビジネス開発が求められる。このような背景から、最新の技術力を持ったスタートアップ企業などとの柔軟な連携体制を築き、迅速な企画立案やビジネス開発を実現するために、電通ブルーの設立に至った。
電通ブルーでは、社外プロフェッショナルが参画できる制度を準備し、積極的に人材採用と人的ネットワークの構築を進めることで、スタートアップ型の開発体制による新規事業の創出を目指す。また、テクノロジー・ブティックと呼ぶに相応しい最先端の開発基盤を整え、グループ各社との協業を図りながら顧客ニーズを先取りしたデジタル事業を展開していく。
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