SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

Facebook、東日本大震災をきっかけに開発された新機能「災害時情報センター」をリリース

 Facebookは、災害時に友人や家族の安否確認や、自身の無事を伝えることができる新しいグローバルプロダクト「災害時情報センター」を東京で発表した。同社が米国以外でグローバルプロダクトを発表するのは今回が初となる。

 同機能は、災害の影響を受けた地域内で無事でいる場合、「自分の無事を報告」ボタンをタップするとニュースフィード記事が作成されてFacebookの友達に安否情報が報告される。また、Facebook上の友達が影響を受けた地域にいる場合、友達が無事を報告した際に通知が届く。また、災害情報センターにアクセスすると、友達の最新情報を一覧で確認することができる。なお、所在地はユーザープロフィールに登録した都市や、インターネットを利用している土地から判定される。

開発の背景

 同機能を開発した背景には、2011年3月11日に発生した東日本大震災がある。災害時、人々がソーシャルメディアを活用して、安否情報や現地情報を通知していた。Facebookでも安否確認や、自身の無事を伝える人々が多かったという。その様子を目の当たりしたFacebookのエンジニアチームが「災害用伝言板」を開発。2012年には日本限定でテスト公開された。その後、日本のチームが始めた取り組みにインスピレーションを受け、発展させたものが今回発表された「災害時情報センター」だ。

 発表を担当したプロダクトマネジメント部門副社長のナオミ・グレイト氏は「災害時に使わないで済むならばそれにこしたことはないが、必要になった時にはお役にたつことを願っています」と語った。また、同社CEOのマーク・ザッカ―バーグ氏は「この製品のスタートはソーシャルサービスではなく、市民としての義務感。それがこのような形になって満足している」と語った。

【関連記事】
Facebook、位置情報を使った新広告サービス「Local Awareness Ad」提供開始
FacebookがAudience Network正式提供、サードパーティアプリでターゲティング可能
関西弁でFacebookが利用可能に|「いいね!」が「ええやん!」、「シェア」は…?
Facebook広告、接続速度別のターゲティングが可能に~2G、3Gでも快適な体験を実現
Facebookが動画の自動再生をスタート

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2014/10/16 17:45 https://markezine.jp/article/detail/21105

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング