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「スマホ起点」でリニューアルしたネットプライス レスポンシブでない理由とは

 各社「正解」を模索中のスマホECサイト。先駆者のサイトを例に、スマホECのユーザビリティを追究します。今回は、7月に「スマホ起点」を軸にリニューアルした、ネットプライスさんを取り上げます。

ネットプライスの「スマホ起点」リニューアルを分析

 2014年7月、ネットプライスのサイトがリニューアルされました。リリースでは、「スマートフォン起点の新サイト」とされています。「スマートフォン起点」は聞き慣れた言葉となりつつありますが、実際のサイトでどのようなことを実現しているのでしょうか。

 まず、パソコンサイトとスマホサイトを見比べて気づくのは、両サイトはデザインは非常に近いもののレスポンシブウェブではないという点です。ちなみにレスポンシブとは、単一のファイルでそれぞれのデバイスのページを表示すること。スマホ用、パソコン用、と作り分けないことです。

クリックすると拡大します

 今回のリニューアルで、フィーチャーフォン用のサイトを閉鎖したようなので、レスポンシブにするメリットもありそうですが、あえて採用しなかったようです。スマホはスマホらしく、パソコンはパソコンらしくユーザビリティーを追求しようとした場合に、レスポンシブでは難しかったのではないでしょうか。

 私はレスポンシブを否定するわけではありませんが、レスポンシブには表示が遅くなるなどのデメリットもあります。つまりネットプライスでは、ユーザー側のメリットを、運営者の作業工数よりも優先したと言えると思います。(続きはECzineで

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株式会社モバイルコマース 新規事業部部長 中村 潤平(ナカムラ ジュンペイ)

法政大卒業後、2005年株式会社インデックス入社。3キャリア公式モバイルサイト企画・運営、モバイルソリューション提案などのモバイル事業に関わった後、2009年株式会社モバイルコマース入社。スマートフォンサイトのコンサルティング業務、スマートフォンサイト公式化、スマートフォン変換ツール営業・企画など、スマートフォンを中心としたモバイル事業の営業・企画・コンサルティングに従事。最近はスマホを使って売上UPすることを目的としたスマホ改善サービス「スマホサイト改善実...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2014/12/28 14:00 https://markezine.jp/article/detail/21163

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