女性向けネット戦略のアイウェイヴは、働く30代~50代女性を対象に、旅と宿泊に関するインターネット活用を調査。その結果を発表した。
宿泊施設選びをする際にWebサイトを参考にするか尋ねたところ、30代女性の約半数がホームページを「毎回参考にする」と回答した。また、「ほぼ毎回参考にする」「どちらかというと参考にする」と答えた対象者の合計数はどの世代でも同じで、80%弱だった。
宿泊施設や観光施設の予約時のネット利用については、宿泊施設の予約時に『毎回ネット予約を利用する』と回答した30代女性で約30%、50代においても約25%と、4人に1人が毎回ネット予約を活用している結果となった。また、各世代を比較すると、「毎回利用」「どちらかというと利用」と回答した対象者は30代~40代で80%以上、50代で約70%となり、宿泊予約サイトの定着がうかがえる。
一方、観光施設の予約や旅先のチケット手配においては、50代女性の37%が「あまり利用しない」「全く利用しない」と回答したものの、30代~50代がほぼ同じ比率(約50%)で、「どちらかというと利用する」と回答した。
インターネットでの観光施設の情報収集に関して尋ねると、どの世代の利用者も約80%が事前にインターネットで情報収集をしていると回答。加えて全体の約半数の対象者が、観光先の現地でもインターネットを活用し、行き先を追加していることがわかった。なお、情報収集に使用する端末についても調べると、各世代ともに「パソコン」と答えた対象者が90%前後という結果となった。
【調査概要】
期間:2014年10月14日~10月15日
対象:関東・中部・近畿地方の30~59歳女性(既婚率:44%、子供有:43.4%)
有効回答数:334人
調査方法:インターネット調査
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