大日本印刷は、生活者の評価に基づき企業の商品ブランドの価値を捉える「ブランドキズナ診断」の新サービスとして、商品ブランドの育成を支援する「ブランドキズナ・コンサルティングサービス」の提供を開始した。
同社は、情報を自ら発信する生活者の増加に注目し、商品ブランドへの愛着度および、該当カテゴリーに関する情報の受発信度合いによって顧客とのコミュニケーションの状態を分析する「ブランドキズナ診断」を提供してきた。今回開始するサービスは、ブランドキズナ診断を活用し、顧客目線でブランドの強みとして育成すべき価値を捉え、ブランドライン(ブランドの商品ラインアップを指す)ごとの強みや役割を分析し、ブランド育成方針の策定を支援するというもの。
今後、消費財メーカーなどの企業に向けて同サービスを提供し、2015年度で3億円の売上を目指す。
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