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グノシーが描くスマートフォン・ポータル構想/ニュースアプリの枠を超え、予約・購買行動まで完結する場へ

 Gunosyは、11月11日、東京・六本木において事業戦略発表会を開催した。新コンセプト「5,000万人都市構想」、新サービス「Gunosy Platform」及び提携モデル「G Development」が提示された。新サービスは12月以降、「グノシー」上で順次提供を開始していく。

グノシーのロゴ入りパーカー、かわいいです◎

(右)株式会社Gunosy 代表取締役 最高経営責任者 福島良典氏
(左)株式会社Gunosy 最高執行責任者 竹谷祐哉氏

 ニュースキュレーションアプリから情報キュレーションアプリへ、グノシーはニュースにとどまらない新たな情報との出会いの場をユーザーに提供し、あらゆる決済行動(予約・購買行動)をスマートフォンに最適化した形で行える「場」へと進化する戦略が発表された。

グノシー3年間の歩み

 リリースから3周年を迎えたグノシー。テレビCMの放映など積極的なマーケティング施策を行い、今日では700万ダウンロードを突破している。提携メディア数は200媒体を超え、その半数以上のメディアに月間100万PV以上の送客をしているという。またユーザーのアクティブ(DAU/MAU)率は46%を超え、広告主の数は400を超えるまでに急成長。さらに、送客先で実際の予約・購入などのビジネスゴールに結びついた累計コンバージョン数は100万件以上にのぼる。

 同社 代表取締役 CEOの福島良典氏は「これらの数字から、グノシーはニュースメディアであると同時に、そこからユーザーの行動を促すメディアでもあることがわかる」と指摘。ニュースキュレーションアプリから情報キュレーションアプリへ、グノシーはニュースにとどまらない新たな情報との出会いをユーザーに提供し、あらゆる決済行動(予約・購買行動)をスマートフォンに最適化した形で行える「場」への進化を目指すという。

スマートフォン時代のポータルとは

 スマートフォン時代に最適な、消費者の実生活の行動基点となるスマートフォン・ポータルとはどのようなものなのか。それを再定義し、スマートフォン時代のユーザー行動に合わせた送客フローで、企業・ユーザーの双方により便利で豊かな情報接触・購買体験を提供していく必要がある。

 同社はそれを様々な行動/体験で成り立つ1つの都市と捉え、ユーザー目標5,000万人をもとに新コンセプト「Gunosy 5,000万人都市構想」を定義。それを実現する手段として、「Gunosy Platform」を発表した。これまで提供してきたニュース/メディア・コンテンツに加え、様々なお店を誘致し、スマホに最適化された形でユーザーに提供することで、「いつまでもいたい」と思える街のようなプラットフォームづくりを行い、それに伴いUIの変更を実施する。

提携パートナー

 「Gunosy Platform」に参加するパートナー企業の第一弾として、auやマネーフォワードなど、11企業14サービスの参加が決定。パートナー企業との提携モデルを「G Development」と名付け、さらなるサービス充実化に向けてパートナーシップの締結を推進していく。

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MarkeZine(マーケジン)
2014/11/11 17:30 https://markezine.jp/article/detail/21344

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