電通と富士通は、クライアント企業の業務ビッグデータを活用し、企業と顧客の関係をより深めるための顧客体験を分析・立案するフレームワークを開発した。なおこれは、ユーティリティー、流通、金融、自動車など、さまざまな業種での実践を通して確立したもの。
クライアント企業が有する商品・サービスやその販売活動から生じる多様な業務データに、電通が保有する生活者の消費行動などのマーケティングデータと富士通のビッグデータ分析技術を融合させることで、従来の個別の分析では見えてこなかった顧客像や顧客接点での課題をデータの掛け合わせで深堀。商品・サービス、店舗、営業スタッフ、広告、販促など顧客との接点となるオムニチャネルでの顧客体験価値を高める施策に反映させ、企業や商品・サービスに対する満足度の向上を図る。
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