オーリック・システムズは、Web行動解析とメール配信システムを連携するメールマーケティングシステム「AuriQ Campaign」に新しくA/Bテスト機能を追加した。同機能はテストメール(コンテンツA/コンテンツB)を用意し、テストメール配信の反応をグラフで可視化。その比較結果から、より効果的なメールコンテンツを選択して本送信を実施することができるというもの。
「AuriQ Campaign」は、阪急阪神東宝グループのユミルリンク開発・提供のメール配信「Cuenote FC(キューノートFC)」と連携が可能なメールマーケティングシステム。マーケティングメールの開封数やクリック数の把握、顧客がWebサイト移動した後の行動追跡調査を通して、コンバージョンを併せた顧客の反応を総合的に分析し、メールから売上や会員登録、資料請求への貢献度を可視化することができる。
顧客の意思決定や購買行動が大きく変化している昨今、メールマーケティングは、パーソナライズメールやステップメールなどOne to Oneのアプローチを強化することで、コンバージョン率やリピート率を高めることができる。しかし、そのためには、同一嗜好の顧客グループを活用したマーケティングが不可欠。「AuriQ Campaign」は、Webアクセス解析技術を活かし、メール購読者の反応、各メール間での比較、分類、類似反応をグループ化することで、最適なメール施策のスムーズな実現を目指す。
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