アドバタイジングドットコム・ジャパンは、2015年1月1日より社名を「AOLプラットフォームズ・ジャパン」へ変更した。また同日より、AOLオンライン・ジャパンの一部門で動画広告サービスを提供するAdap.tv事業がAOLプラットフォームズ・ジャパンへ移管されることになった。
同社は、Advertising.com(現AOL Advertising Inc.)と三井物産の共同出資による日本法人として2006年に誕生。2007年5月より、インターネット広告の分野においてアドネットワーク事業を展開し、リーチ率95%、月間43億PVを誇る国内最大級のアドネットワークに成長している。
親会社である米AOLInc.は過去数年、アドテクノロジー分野のリーディングカンパニーとして、先進的サービスを開発・買収。昨年同社デジタル広告部門を「AOLPlatforms」と名称変更し、統合的なマーケティングプラットフォーム提供を標榜してきた。今回の日本での社名変更もこの流れを汲むもの。社名を同ブランドに統一することで、アドネットワーク事業者から統合プラットフォームへの事業モデルの拡大・転換を図る。
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