COUNTERWORKSは、5月25日、リテール向けスペースのオンラインマーケットプレイス「SHOPCOUNTER(ショップカウンター)」を本格的にローンチした。今日時点での登録スペースは60を超える。2016年4月までに、利用可能なスペースを東京都内中心に300スペースまで拡大していく予定。
「SHOPCOUNTER」は、展示や販売、プロモーションなどに最適なスペースをオンラインを通じて検索、問い合わせ、予約、決済まで可能なオンラインマーケットプレイス。またスペースを持っている人は、SHOPCOUNTERへ登録することで、スペースの有効活用が可能に。不動産運用の新たな手段として利用できる。
昨今、実際に手にとって体験してもらうことが必要なブランド及び小売業者(食品販売含む)では「POPUP SHOP(ポップアップショップ)」という期間限定の手法を通じて、宣伝活動や販売活動を推進する企業が増加している。また2018年には国内20兆円にまで拡大するとも言われるEC市場において、実際に物を見てみたい、触って確かめたいといった消費者ニーズに応えるためにショールームを用意するなど、EC企業のマーケティング戦略の中でも実店舗や展示スペース等のニーズが高まってきている。一方で、国内において利用されていない空き店舗や空きスペース等の遊休資産は今後増加傾向にあることが見込まれている。この課題に対して先のニーズを結びつけることで、双方の課題を解決するべく、同社は「SHOPCOUNTER」のリリースに至った。
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