米AdRollは、6月17日、「AdRoll Prospecting(アドロール プロスペクティング)」を発表した。「AdRoll Prospecting」により、広告主は顧客データをファーストパーティデータ(自社データ)としてプールできるようになり、IntentMapと呼ばれる膨大な量の潜在顧客データが創出される。IntentMapにはすでに1,000社以上の広告主が参加し、10億件を超える匿名のユーザープロファイルに接続している。
広告主が一旦オプトインしてIntentMapに参加すると、「AdRoll Prospecting」がその企業の既存顧客と行動パターンが類似した新規ユーザーをターゲットしていく。1つの商品の購入を検討している人は、関連商品についても見込み客になる可能性が高い。「AdRoll Prospecting」を利用している広告主は、自然流入してくるユーザーと比較して平均で10%ほどエンゲージメント率が高いユーザーが獲得できているという。
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