MMD研究所は、スマートフォンを所有する20歳以上の男女563人を対象に「2015年上半期スマートフォンアプリコンテンツに関する調査」を実施した。
2015年上半期に利用したアプリのジャンルは「ゲーム」
2015年1~6月の期間によく利用したアプリのジャンルを聞いたところ「ゲーム」が16.5%と最も多く、次いで「SNS」が16.3%となった。2013年、2014年に行った同様の調査と比較すると「ゲーム」「動画」の利用がそれぞれ増えているのに対し、「SNS」の利用は減少していることがわかった。
「Instagram」の利用率が最も増加
SNS/コミュニケーションサービスの利用について聞いたところ、「現在利用している」という回答が最も多かったのは、「LINE」で66.6%、次いで「Facebook」が47.4%、「Twitter」が35.3%という結果となった。なお、昨年の同様の調査と比較すると「Instagram」の利用率が最も増えており、6.6ポイント増となった。
OS別で利用率が大きく異なったプリインストールアプリの「メッセージ」「ミュージック」
スマートフォンに元々入っていたアプリ(プリインストールアプリ)の利用についてOS別で聞いたところ、iOS(N=254)は「インターネット」が88.2%で最も多く、次いで「メール」が87.0%、「電話」が84.3%となった。一方Android(N=309)では「メール」が90.0%、「カメラ」が87.1%、「インターネット」が85.1%となった。
また、OS別で利用率が大きく異なる結果となったアプリは「メッセージ」でiOSでは72.4%、Androidでは36.2%となり、続いて「ミュージック」がiOSでは57.9%、Androidでは34.0%という結果となった。
【調査概要】
「2015年上半期スマートフォンアプリコンテンツに関する調査」
調査期間:2015年7月10~11日
有効回答:563人
調査方法:インターネット調査
調査対象:スマートフォンを所有する20歳以上の男女
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