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モバイル戦国時代を制覇する!mobidec2007詳細レポート

最新事例から見るモバイルの戦略的活用


株式会社ディーツーコミュニケーションズ 営業本部副本部長 兼 広報宣伝部部長 篠崎 功氏は、『最新事例から見るモバイルの戦略的活用について』と題したセッションを行なった。いま、なぜ一般企業がモバイルに注目しているのか、また企業のコミュニケーション戦略の中でのモバイルの活用ポイントが語られた(この記事はmobidec2007セッションのレポート記事です)。

モバイルサイト活用ラッシュの理由

 まず篠崎氏は、「今年に入って、多くの企業がマーケティングにモバイルサイトを活用している」とと語った。それには下記の4つの理由があると解説。

1. 3G端末が普及し、広告市場が約400億円(06年)になるなどの外部環境の活性化
2. モバイルが最も身近なメディアとして浸透
(メディア接触時間の調査の全体平均ではモバイルへの接触時間は4%を占めるにすぎないが、世代別に見ると10代男性では15%、10代女性においては25%にも上る)
3. モバイル検索への興味・関心が高まり
4. モバイルがコミュニケーション戦略の中でクロスメディアポータルとしての役割・位置づけを獲得しはじめた.

株式会社ディーツーコミュニケーションズ 篠崎 功氏

 また、モバイルサイトの構築のポイントとしては、下記の4点を挙げた。

・リアルタイムに情報接触できるよう、コンテンツを作ること
・情報が欲しいと思った時、情報価値が向上するようなコンテンツを作ること
・楽しいコンテンツであること

・便利だと思ってもらえるコンテンツであること

 ユーザーを会員化して継続的なコミュニケーションを考えることがポイントであり、商品利用者の属性把握ができる、年間を通じて会員にアクションを促せる、ファンの囲い込みができる、キャンペーンで確実にリーチできるなど、モバイル特有のメリットを生かしたサイト構築が大切だと述べた。

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この記事の著者

中谷 健一(ナカヤ ケンイチ)

トリムタブジャパン有限会社 代表取締役社長
モバイルを軸に、メディアマーケティングやBtoCサービス設計のコンサルティングを行う。著書に、iモード初のファッション情報サイト立ち上げを題材にした「成功する!ケータイ通販」

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/12/17 11:40 https://markezine.jp/article/detail/2338

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