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自然に視聴できるスマホ動画でより深いブランド体験を!ニューバランス鈴木氏が語るインリード広告の効果

パーソナル性が高いスマートフォンは「自分の部屋」

鈴木:「The Storm」は、テレビCMとオンラインの動画広告に使ったのですが、実はオンラインの出稿先デバイスをスマートフォンのみに絞ったんです。

MZ:そうなんですね。どういった理由からでしょう?

鈴木:動画広告から我々のブランドサイトに遷移して、より深く「ALWAYS IN BETA」の世界観を体験していただくのが理想ですが、まずは動画に注目してもらう必要があります。そこで、ターゲットが普段通りオンラインで動く流れの中で、どれだけ自然に接触できるかが今回のテーマでした。

 単にターゲットとの親和性が高いからというより、ブランドの概念を感じてもらうにはパーソナルな領域でユーザーと出会いたいと考えたので、PCよりもさらにパーソナル性の高いスマートフォンに特化したのです。いくつかの動画広告のひとつにTeads社のインリード広告を採用したのも、プレミアム媒体の看板にひかれたのと同時に、ユーザーがどういう視聴態度のときに接触するかを具体的に想像できたからという理由が大きいですね。

MZ:あくまで“自然に”接触できるソリューションだったと。

鈴木:ええ。スマートフォンは、言ってみれば自分の部屋のようなものです。そこに入り込むには、コンテンツの質、ユーザーの視聴態度、そしてフォーマットの3つすべてを計算する必要があると思うんです。

視聴態度、コンテンツの質、フォーマットを統合して考える

MZ:「自分の部屋」ですか! 言われてみれば、そうですね。

鈴木:部屋の壁に、いきなり好みと違うポスターが貼られたらイヤですよね。見たくもない広告を強制的に見せられたくないのはPCでも同じですが、スマートフォンでは一層、自分の領域に侵入される感が強いと思います。うまくいけばパーソナルな部分を捉えて深いブランド体験につなげることもできるでしょうが、なかなか難しいものがあります。

MZ:そこをクリアするには、先ほど挙げられた3つを押さえるのが不可欠なんですね。

鈴木:そうですね。コンテンツの質については、公開前の調査から、この動画が女性やスポーツに興味がある人に響くだろうというのは分かっていました。ユーザーの視聴態度という意味では、Teads社のネットワークへの出稿なら、ユーザーは自分の好きなメディアを自分の意図でポジティブに読んでいるということがありますので、動画広告との親和性も高いと予測できました

 また、我々の考えとしては、やはり強制的に見せて無理に態度変容を、ということは意図していません。ですので、「開く・閉じる」の操作をしやすく、小さいスマートフォン画面上の占有率が高くないといったフォーマット特性も、Teads社を採用した理由でした。結果的に、他の動画広告より高い効果が表れていて、手応えを感じています。

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視聴完了率13.7%、CTRも予想を上回る結果に

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この記事の著者

高島 知子(タカシマ トモコ)

 フリー編集者・ライター。主にビジネス系で活動(仕事をWEBにまとめています、詳細はこちらから)。関心領域は企業のコミュニケーション活動、個人の働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2016/01/14 15:26 https://markezine.jp/article/detail/23422

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