プラットフォーム・ワンは、同社提供のDSP「MarketOne」にて、リターゲティングセグメントの自動最適化機能「オプティマルセグメンテーション」の提供を開始した。
同機能は、広告主ウェブサイトの各ページに対して、閲覧ユーザ数に対するコンバージョンユーザ数の割合(以下、コンバージョンユーザ含有率)を算出し、この値の近さによって自動的に5つのクラスターに分類するもの。DSPの運用担当者は分類されたクラスターからユーザセグメントを作成し、広告配信に使用できる。同機能を活用することでリターゲティングユーザの中でもさらにコンバージョン見込みの高いユーザに対して確実に配信ができるようになる。
従来のリターゲティング配信では一般的に、広告主ウェブサイトのページ階層別にユーザを分類し、より深いページ階層のユーザへの広告配信を行うよう推奨されてきた。しかし、ページ階層の深さが必ずしもコンバージョンする確率と相関しているとは限らない。同機能では、コンバージョンユーザ含有率をベースにセグメントを自動で分割するため、初動の効果と運用工数の改善に期待ができる。
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