リクルート住まいカンパニーは12月16日、同社運営の不動産・住宅サイト『SUUMO(スーモ)』のスマートフォン用Webサイトへ、Webブラウザの技術「Service Worker」を利用したプッシュ通知機能を実装し、公開した。同技術はWebブラウザを通常のWebページとは別にバックグラウンドで実行するスクリプトで、ブラウザ上でのプッシュ通知などを可能にする。
これまで、プッシュ通知はアプリケーション上で行うのが一般的だが、同技術の導入により、Webブラウザ単独での通知が可能となる。これにより、アプリケーションが未インストールなユーザーでも、探す条件に合致する新着物件の情報をプッシュ通知で受け取ることができ、より物件情報へのアクセスが手軽になる。
同社によれば、Service Workerにおけるプッシュ機能の商用利用は、日本初だという。現在、対応ブラウザはChromeのみで、Androidの一部端末に対応している。
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