リクルート住まいカンパニーとリクルートテクノロジーズは3月23日より、「スーモカウンター」のWebサイトに、AIアドバイザー「スミヨ」を設置した。
「スミヨ」は人と会話をするように、テキストベースのメッセージでやりとりすることが可能。住まいに関する質問や店舗の検索から、簡単な雑談も返答することができる。これにより、24 時間いつでも問い合わせに対応できるようになった。
リクルートテクノロジーズの研究開発機関アドバンスドテクノロジーラボが自然言語処理技術を活用して開発した会話エンジン「TAISHI」が採用された。同会話エンジンはこれまで雑談を中心としたやり取りにおいて採用されてきたが、今回初めて「業務に関する問合わせ対応」への活用を開始した。
今後両社は実際のやり取りの実績データを収集し、回答精度の向上や、「TAISHI」と2015年12月より店舗のスーモカウンターに導入したPepperを組み合わせ、利用した人たちの属性と実際の会話データを関連させた分析などに挑戦していく。
【関連記事】
・アタラとコメ兵、テレ朝新番組「#モデる」でSNS連動PJ始動~Dual AISAS Modelを活用
・サイバーエージェント、動画広告クリエイティブの大量生成プラットフォームをリリース
・サイバーエージェント「AI Lab」、明治大学と産学連携へ~人工知能×アドテクノロジー活用を推進
・AIが自動で改善レポートを作成~ メタップス、ウェブ接客「SPIKEオートメーション」に新機能追加
・ユナイテッド、DSP「Bypass」に機械学習による入札行う 「AI配信」機能を追加