SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

フラクタが描く、ECサイト×ブランディングの未来(AD)

実店舗発ブランドのECはどこで買っても便利な仕組み作りに注力 DEAN & DELUCA担当者に訊く

 「DEAN & DELUCA」などのブランドを展開するウェルカムグループが、「FRACTA NODE」を採用し、4ブランドのECをリニューアル。システムを熟知した同社ウェブマスター 山﨑洋平さんが語る採用基準や方針に、ブランドECの今後のヒントが見えてきた。

DEAN & DELUCAが「FRACTA NODE」を採用した理由

 DEAN & DELUCA、GEORGE'S、CIBONE、TODAY'S SPECIALなど、食品や家具、雑貨の販売からライフスタイル提案を行うブランドを、複数展開するウェルカムグループ。

CIBONE
http://www.cibone.com/

 実店舗からビジネスを始めた同社で、ECを含めたウェブ事業を統括しているのが、ウェブマスターの山﨑洋平さん。もともと情報システム部門の出身で、ECサイト構築に採用したオープンソース「EC-CUBE」をカスタマイズする際は自らソースコードを書き、メンテナンスまで行っていた人だ。

 「3年ほど前のEC-CUBEのバージョンアップで、データベースの構造など仕組みが大きく変わったこと。社内の立場的にも、そろそろ自分でソースコードを書いている場合じゃなくなってきたということもあり、以前、セミナーを聞きに行った、フラクタさんにご協力いただきたいとお声がけしました」

 フラクタは、EC-CUBEを用いたECサイト構築300社の実績を持つフルブライトからスピンアウトした会社だ。ブランド向けEC&CMSサービス「FRACTA NODE(フラクタ・ノード)」の開発ほか、ブランディング支援やECサイト構築を行っている。代表の河野貴伸さんは、日本に数人しかいないEC-CUBEのエバンジェリストとして活躍。 Amazon Web Servicesをインフラとして利用、Amazonログイン&ペイメントは日本での提供開始時から対応している。

 当初山﨑さんは、バージョンアップしたEC-CUBEによる、ECサイトリニューアルを依頼しようと考えていた。だがフラクタからは、FRACTA NODEによる構築の提案を受ける。運用と機能が明確に分かれ、機能のメンテナンスをフラクタが担当することから、山﨑さんの負荷が軽減できるのではという考えからだった。

 「フラクタさんに、それまで自分でメンテナンスしてきたソースコードをお見せしただけで、とくに説明もなく、いろいろわかっていただけたのが大きかったです。さらに、これまでなかったマーケティング関連の機能が備わっていること、別ブランドのサイトへの機能の横展開がライセンスフィーの追加なくできるのもいいなと思いました」

 そうしたいくつかの理由から、ウェルカムグループはFRACTA NODEを採用。まずは、家具を中心に扱うCIBONEのサイトをリニューアルした。現在は、DEAN & DELUCAのリニューアルが進行中だ。

山﨑洋平さん
株式会社ウェルカム ウェブ事業部 ジェネラルマネージャー ウェブマスター 山﨑洋平さん

 リニューアル前後を比較してもらったところ、FRACTA NODEが持つCMS機能への評価が高い。

 「サイトには、EC運営チームだけでなく、販促チームもかかわってきます。たとえばCIBONEの場合、販促チームから『商品を作ったデザイナーを紹介するページを作りたい』という要望が出てきたときに、そこに商品が紐付いていないといけない。販促チームとEC運営チームで別のCMSを使っていたのですが、ひとつのサイトで両方を見せるために、データを引っ張ってくる作業はけっこうしんどい。いろいろ工夫したのですが、結局うまくいかなかったので、FRACTA NODEのひとつのCMS機能で更新できるのは助かっています」

 ECサイトにおける、コンテンツ・マーケティングの必要性が言われるようになって久しいが、別のCMSサービスを利用している企業が少なくない。ブランドを大事にする企業のECを数多く手がけてきたフラクタでは、「つなぐ」のでなく、必須機能としてはじめから搭載しているのだ。(記事の続きはECzineで)

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2016/05/10 10:00 https://markezine.jp/article/detail/24349