H.I.S.と小学館は協業を発表し、第一弾として、小学館が発行する月刊情報誌『DIME』のブランドで、訪日中国人ツーリストへ向けた中国語版フリーペーパーを新たに発刊した。
同フリーペーパーの発刊は、外国人ツーリストの更なる訪日需要を喚起するとともに、日本各地を活性化し「日本の元気」を世界に発信するプロジェクトの一環として行われている。
内容に関しては、『DIME』編集部のネットワーク・編集力をフル活用し、H.I.S.の海外現地法人による調査を反映させたものになっている。具体的には、神奈川県にある「藤子・F・不二雄ミュージアムを10倍楽しむ方法」や「2016年日本のラーメン新潮流BEST10」「訪日外国人に売れている家電」など、『DIME』が得意とする日本の最新トレンド情報を中心に構成されている。
また両社は、掲載コンテンツと連動したH.I.S.オリジナルの訪日ツアーや掲載店舗で利用できる割引クーポンを開発。今後は、H.I.S.の海外64カ国の拠点を活用した情報収集と自治体と連携した訪日ツアーの企画を行っていく。フリーペーパーに関しては、『DIME』のみならず小学館が持つコンテンツをフル活用したものを国内外で発行していく予定。
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