ネット行動分析サービスを提供するヴァリューズは、サイト訪問者数について2016年上半期ランキングを作成した。
PCトップ3は「Yahoo!JAPAN」「Amazon」「楽天市場」
2016年上半期における流入上位1,000サイトについてサイト訪問者数を集計したところ、PC利用上位3サイトは1位「Yahoo!JAPAN」、2位「Amazon」、3位「楽天市場」という結果になった。「Yahoo!知恵袋」は昨年の調査では7位だったが、今年は5位に浮上している。
また、流入上位20サイトのうち、昨年上半期よりもサイト訪問者増となったのは「Twitter」(前年比103.6%)、「Yahoo! ショッピング」(前年比103.5%)、「Yahoo! 知恵袋」(前年比102.5%)、「教えて!goo」(前年比101.6%)、「Yahoo! オークション」(前年比100.8%)の5サイトという結果だった。
PC利用ではキュレーションメディアが躍進
2016年上半期のサイト訪問者数を前年同時期と比較して、訪問者数の伸び率が高いサイトを、業界問わずランキング形式にした。
その結果、前年比が最も高かったのは旅行情報のキュレーションメディア「Find Travel」で前年比306.8%、次いで女性向け情報サイト「LAUGHY(ラフィ)」が前年比274.0%、インテリア情報のまとめサイト「iemo(イエモ)」が前年比271.9%と続いた。直近2、3年で新たに立ち上がった旅行や生活、ファッションにまつわるキュレーションメディアが急激に訪問者数を伸ばしていることがわかった。
スマートフォン利用のトップ3は「楽天市場」「Yahoo!知恵袋」「Amazon」
スマートフォン利用での2016年上半期サイト訪問者数ランキングをみると、1位「楽天市場」、2位「Yahoo!知恵袋」、3位「Amazon」のほか、4位「ウィキペディア (Wikipedia)」、5位「NAVER まとめ」と、 PC利用のランキングとは異なる顔ぶれが上位となった。
また、「食べログ」「ぐるなび」といった飲食店を検索できるサイトもトップ20位に入り、 外出先での利用が多いと考えられるサイトが上位となりました。
【調査・分析概要】
ネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を使用し、2016年上半期(1月~6月)における流入上位サイト(1,000サイト)について、PCとスマートフォンそれぞれのアクセス数をもとに、サイト訪問者数を調査。PCからのアクセスに関しては、昨年上半期におけるサイト訪問者数と比較し、その伸び率を算出。※ランキング表内の「カテゴリ」はヴァリューズが独自に定義。
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