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カーセンサーnet、ディープラーニング用いた「車の内装色」による検索の機能をローンチ

 リクルートマーケティングパートナーズが運営する中古車情報サイト「カーセンサーnet」は、リクルートテクノロジーズが提供する、「ディープラーニングを応用した画像解析機能」を活用し、サービス向上のため新機能、“車の内装色”による絞り込み検索をローンチした。これにより、利用者は好みの内装色をから中古車物件情報を絞り込むことが可能になる。

 「カーセンサーnet」では約2,000名を対象に「メディアで不足・もっと見たかったクルマの情報」を調査したところ、1位は「クルマの内装の写真」だった。また約35%の回答者が、中古車の「内装」を重視してクルマ選びをしていることが分かった。

 一方、既存技術を用いて「内装による検索」機能を実装する場合、販売店が、内装色を追加で登録する必要があるなど、運用に負担がかかるため、従来の中古車情報サイトでは、「内装色」での絞り込みには対応できていなかった。

 そこで、今回、販売店の負荷をかけずに、サイト利用者の満足度を高める技術として、「ディープラーニングによる画像解析機能」に注目。既存の画像を機械学習で解析することにより、サイト利用者が「好みの内装色」による検索を行うことを可能とした。

 従来のサイトに実験的に新機能を導入したところ、機能を利用したカスタマーの問い合わせ率は、機能の非利用者と比較して110%に上昇するなど、アクションが向上する結果が出ている。

 なお、今回ローンチした新機能では、事前に用意した約10,000枚の内装画像をもとに、未知の画像に何が写っているかが判別可能。「内装の画像か否か?」「内装色は何色か?」という2段階に分けて判別を行うことで、検索精度を高めている。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

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MarkeZine(マーケジン)
2016/08/10 10:30 https://markezine.jp/article/detail/24998

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