世界規模で行われる「Google Online Marketing Challenge」は、教授と学生、そして地元企業のコラボレーションによって成立する。Googleはこのコンテストによって、企業は無料のオンラインマーケティングを、学生は基調なビジネス体験を得ることができるとしている。
まず、教授が自分の学生をグループに分けてコンテストに登録すると、200ドル分のGoogle AdWords広告のチケットを与えられる。学生と教授は、従業員数100人以下で自社サイトを持ち、さらにAdWordsをまだ利用していない地元企業を探す。学生たちは、オンラインマーケティングの戦略を練ってその企業にプレゼンし、キャンペーンを実際に展開し、その結果をレポートとして提出する。期間は2月10日から5月24日までの3週間で、学生たちはレポートをキャンペーンの前と後の2回提出しなければならない。現在、すでに米国から724のチームが登録しているが、日本からエントリーした大学は現時点ではまだないようだ。登録締切は2月1日までなので、我こそはと思われる大学関係者はぜひとも挑戦してほしい。
審査は、審査員として選ばれた教授たちがキャンペーンの成功とレポートの仕上がりを評価し、7月に結果が発表される。賞金はないが、コンテストの勝者となったチームは、Google本社のあるカリフォルニア州マウンテンビューに招待され、サンフランシスコの5つ星のホテルに1週間滞在することになるという。
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