発表された資料によると、調査対象者の収入については東阪で“西高東低”傾向がある。世帯年収1,000万円以上は、首都圏14%、関西圏10%で、その差は4ポイント。また、お小遣いの額が「8万円以上」の割合は、首都圏10%に対し、関西圏が8%とやや低くなっている。
電車内でのすごし方については、電車に乗っている時は首都圏・関西圏ともに車内広告(中づりなど)や窓から見える広告を見るか、“音楽を聴きながら”「眠る」ことが多い。特に「ラッシュ時」は「音楽を聴く」割合が高くなっており、またラッシュ時に「携帯サイトを見る」「ゲームをする」割合は、「新聞を読む」「雑誌を読む」ことより高くなっている。「ラッシュ時以外」では、「眠る」「本を読む」「メールをする」割合が高い。
また、車両内に設置されている「トレインチャンネル」(車内テレビ)に接触しているターゲットは、未婚OLが74%でトップ、これに続くのが男女学生71%。車体広告も同様に、未婚OLが82%とトップで、女子学生・男性サラリーマン77%で続いている。
JRの駅のイメージをたずねたところ、品川駅は、「近年変化が著しい」「機能的」「バリアフリー」と評価されている。大宮駅は、「快適な/心地よい」イメージに加え、「安心・安全な」「清潔感のある」駅。また、東京駅は、「伝統的な・歴史を感じる」「国際的な」イメージ。新宿・池袋・渋谷のイメージは重なり合っており、「最新情報が豊富な」「流行の最先端の」「活気のある」という回答が多い。
また、JRの各路線についてたずねたところ、湘南新宿ラインは、「近年変化が著しい」「時間を有効に使える」、埼京線・川越線は「清潔感のある」イメージ。JR常磐線は、「落ち着きのある」と評価されている。また京浜東北線とJR中央線・総武線のイメージは近く、「街のイメージを感じさせる」「ビジネスシーンに似合う」という回答が多く、特に中央線・総武線は、「沿線に住んでみたい」と好評価。また、山手線は、「世の中の流れがわかる」「最新情報が豊富な」路線とイメージされている。
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