スティーヴン・スピルバーグ氏は女優のミア・ファーローらダルフール紛争解決のために運動している活動家とともに、中国政府に対してスーダン政府に圧力をかける運動を展開。2007年にスピルバーグ氏は、スーダンの石油の最大購入者であり、武器輸出国でもある中国の胡錦濤国家主席に対して、スーダン政府が平和維持活動部隊を受け入れるように働きかけることを要請していた。

　米ABC Newsなどの報道によると、スーダン政府が支援する民兵の武装解除とハルツーム政権の市民に対する爆撃を停止するよう圧力をかけるために、中国が影響力を行使することが必要だとして、スピルバーグ氏は中国が開催する北京オリンピックの開会式と閉会式の芸術顧問を辞任すると発表。スピルバーグ氏は、この数週間のうちに進退を決めると見られている。

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