デジタル広告プラットフォームを提供するOath Japanは7月24日、同社の広告配信プラットフォーム「ONE by AOL: Display」およびアドネットワーク「Advertising.com」とヤフーが提供する広告取引プラットフォーム「Yahoo!アドエクスチェンジ」と接続し、「Yahoo!アドパートナー」の広告枠への本格配信を開始したことを発表した。
同接続によりOath Japanでは、「Yahoo!アドパートナー」の広告枠に対し、ONE by AOL: Displayを通じたOath Japan独自のオーディエンスデータを用いたターゲティング、およびAdvertising.comを通じたクリック課金型による配信が可能になる。
昨今、クオリティ水準が一定ではない個人ブログや動画サイトといったユーザー投稿型コンテンツへの、広告主が意図しない出稿によるブランド毀損が問題視されており、媒体社編集や正規の編集者によって選別された安全なコンテンツへの配信に対する広告主のニーズが増加している。今回の連携により、ONE by AOL: DisplayやAdvertising.comを利用する広告主、代理店は、ヤフーが提供する信頼度の高い広告枠の利用が可能となり、ブランドセーフティの一層の強化を実現できる。
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