リテールテックスタートアップのIROYA(以下、イロヤ)は、凸版印刷へ第三者割当増資を実施し、資本業務提携を行った。
イロヤは、ファッション・小売業界に根ざし、ファッションECの「IROZA(イロザ)」や、リアル店舗とオンラインサイトを統合するオムニチャネルの導入支援サービス「Monopos(モノポス)」などを中核事業とするベンチャー企業。
今回の提携でイロヤと凸版印刷は、凸版印刷のグループ会社であるマピオンが保有している地図情報を活用した共同事業など、小売にテクノロジーを組み込んだサービスを検討する計画を開始した。
マピオンが保有している数千万件以上の地図情報や検索データを活用して、イロヤが保有する「IROZA」「Monopos」の購買履歴や店舗での購入商品の受け取り、商品の取り寄せ、店頭送客支援サービスなどの新サービスを共同開発する予定だ。
【関連記事】
・店舗Wi-Fiの提供でクーポンなど配信 ネットワンパートナーズ、小売向けクラウドサービスを販売
・インテージ、日本気象協会と需要予測で連携開始 全国小売店パネル調査×気象情報で分析が可能に
・小売アプリ最新MAUランキング/実店舗有無で分かれるアプリの評価【AppAnnie調査】
・フリークアウト、小売・流通向けの開発ユニットを発足 位置情報活用した2プロダクトの提供を開始
・インテージ、購買データ元に生活者の価値観・意識に合ったレコメンドや商品メッセージ作成を可能に