読売新聞は、企業のコンテンツマーケティングを支援するため、新たに「YOMIURI BRAND STUDIO」(以下、YBS)を設立し、2018年1月からサービスを開始する。
YBSは、「クリエイティブ力」に定評のあるデジタルコンテンツ制作会社のワン・トゥー・テン・デザイン、エートゥジェイ、グルーバー、ナディアの4社とともにコンソーシアム(企業連合)を結成するもの。新聞広告の制作のほか、動画を含めたデジタル広告の制作、広告主のオウンドメディア制作など、企業や自治体向けに幅広くサービスを提供していく。
そして、YBSにおける最大のセールスポイントとして読売新聞は「Credibility × Creativity」(信頼性とクリエイティブ力の融合)を挙げる。読売新聞への信頼、記事広告やネイティブ広告を手掛ける広告局クリエイティブチームの記者経験者が執筆する質の高い原稿を基盤に、コンソーシアム参加各社の「クリエイティブ力」を生かし、広告主の様々なニーズに対応していく。
また、読売新聞の各媒体に加え、マロニエゲート銀座やよみうりランドといった読売グループの幅広い資産を最大限活用するのはもちろん、今後は、プロジェクションマッピングやAR(拡張現実)、VR(仮想現実)などを活用した体験型コンテンツを開発。これにより、イベントプロデュース分野のサービスも充実させていく狙いだ。
あわせて、広告局クリエイティブチームに関しても、2018年3月までに記者経験者、フォトグラファーらを増員し、体制を倍増させる計画だ。
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