SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

1月に2800万ドルを調達した、オバマ候補の超シンプルな寄付募集ページ

 スーパー・チューズデー以降、民主党の大統領候補争いでヒラリー・クリントン上院議員を圧倒しているオバマ陣営は、1月に3600万ドルの資金を調達。これはクリントン陣営の1350万ドルよりも、共和党のマケイン陣営の1200万ドルよりもはるかに多い金額だ。この3600万ドルのうち、オバマ陣営がオンラインで調達したのは2800万ドル。その90%以上は1口100ドル以下、さらにその40%は25ドル以下の寄付によるものだという。

オバマ氏の公式サイト(http://www.barackobama.com/)。
「DONATE NOW(今すぐ寄付を!)」と書かれた赤いボタンが設置されている。

 オバマ氏の公式サイトのトップページでは「DONATE NOW!」と書かれた赤いボタンを押すと、寄付募集のページが表示される。ロビイストや選挙資金の募集・配分機関である政治活動委員会(PAC)からの資金調達はしないことをうたったそのページでは、一般市民が簡単に小口の寄付を申し込むことができる。寄付の金額は、25ドル、50ドル、100ドル、250ドル、500ドル、最高2300ドルから選択できる。しかし最小単位が5ドルとなっているため、「その他」を選択して5ドルの寄付も可能。支払はクレジットカード決済となる。

簡単な個人情報と金額の選択をするだけで、寄付をすることができる。

 必要事項を入力すると、最後に16歳以上の米国の国民か合法的な永住者であること、企業や労働組織の基金ではなく、一般市民からの寄付であることについて同意が求められる。1月にこのページで寄付を申し込んだ人は30万人、そのうち20万人以上はオバマ氏に対するはじめての寄付だったという。

 このオンラインでの資金調達の成功は、その金額の小ささや手軽さが大きな要因であるのは間違いないが、オバマ氏のサイトのシンプルさ、コンテンツ展開のうまさは印象的。トップページの右下に配置された“OBAMA EVERYWHERE”と題されたリンク集では、FacebookやMySpaceなどの人気SNS、YouTubeやFlickrなどの動画・写真投稿サイト、ミニブログTwitterへのリンクが整然と並び、ウェブを代表する人気サービスでオバマ氏の活動に触れることができる。

【関連リンク】
オバマ候補に強力助っ人が登場、米大統領選挙を熱くする「オバマ・ガール」のセクシー動画
YouTube、スーパーチューズデー特設チャンネルを公開
静岡大学、「仮想株式市場」の仕組みで次期衆議院選挙を予測するサイト「shuugi.in」公開
ネット上の世論が丸見え!きざしラボ、参議院選挙ページをオープン
福田さんもニコっ、YouTubeに「自由民主党チャンネル」登場、B面サイトでは「永田町エンタメ情報」も

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2008/02/22 11:26 https://markezine.jp/article/detail/2766

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング