SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

音声認識機能の認知率と使用率は?/他国より高い日本のガラケー所有率【世界モバイル利用動向調査】

 デロイト トーマツ コンサルティングは、デロイトのテクノロジー・メディア・テレコムインダストリーが全世界33ヶ国・地域を対象に実施した「世界モバイル利用動向調査(Mobile Consumer Survey)について、日本とイギリス、ドイツ、中国、オーストラリア、カナダの6ヶ国を比較分析した結果をまとめ、12月14日に発表した。

他国より依然として高いガラケー所有率

 日本におけるスマートフォンの所有率は、昨年より伸長したものの6割と他国より低い結果となった。その一方で、3G時代のガラパゴス色は弱まっているものの、従来型携帯電話の所有率は2割と他国より高い状況だった。

スマホ、オンラインでの購入が増加

 スマートフォンの購入は店舗での購入が主流であるが、オンラインでの購入も増加していた。店舗への訪問目的の4割は機種変更であり、店舗独自の取り組みが訪問の目的となっていない。

 また、「キャリアショップに期待するサービスがない」と7割以上が回答しており、顧客とのタッチポイントである店舗の運営を見直すことが求められていると考えられる。

所有者の2割がスマホの使い過ぎを認識

 日本ではスマートフォン所有者の約2割が「使いすぎている(間違いなく、おそらくの合算)」と回答する結果になった。

 また、若い世代になるほどメールや音声電話など従来型のコミュニケーションからインスタントメッセージアプリやSNSへの切り替えが進んでいた。

認知に対して利用率の低い音声アシスタント

 調査の結果、各国での音声アシスタント利用は1割程度にとどまっていた。日本におけるその利用目的は情報検索や天気の確認が多く、高度なコンシェルジュ機能としてはまだ活用されていない現状であることがわかった。

 また、音声によるサービスと位置情報によるサービスの認知度はともに46%となっているが、「サービスを使用している」と答えたのは音声が18%、位置情報が32%と差が開いた。

【調査概要】
調査形式:オンラインアンケート(PC、スマートフォンなど)
(デロイトが設計した調査項目をもとに外部調査会社にて実施)
対象国:33ヶ国・地域(対象国はレポートを参照)
全調査人数:53,150人
対象年齢:16歳以上
調査期間:2017年7月から2017年8月

【関連記事】
ECの「即時買取サービス」認知度は、6割超 「ZOZOSUIT」は4割が認知【ジャストシステム調査】
モバイル上で売れてる商品カテゴリー発表/北東アジアのEC取引、8割がモバイルに【Criteo調査】
モバイルゲームのユーザーは「動画視聴やショッピングはPC派」が多数【ファミ通調査】
2018年アプリ市場規模、全世界1000億ドル ARやAlexaアプリ牽引【App Annie調査】
「彼女感」「ストーリーってる」…JC・JK流行語大賞2017が発表【JCJK調査隊調査】

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2017/12/19 08:30 https://markezine.jp/article/detail/27678

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング