プロジェクト・メイは、顧客ごとにセキュリティが確保された専用のクラウド環境下で、会議などの音声の自動文字起こしができる「Minutes Mayker(ミニッツメーカー)」の提供を開始した。
会議や打ち合わせ、セミナー、インタビューなどの記録のために議事録を作成することは、多くの時間と労力が必要とされる業務だといえる。しかし、重要な会議ほど文書による記録の必要性が高くなる反面、その秘匿性から社内作業が必要となり効率化しにくいのが実情であることに、同社は注目した。
Minutes Maykerは、顧客ごとに専用のクラウド環境を用意することでセキュリティを確保しながら、独自の音声データ前処理技術と最新のディープラーニングを活用したGoogleの音声認識エンジンの組み合わせにより、高い音声認識精度を実現したという。
スマートフォンをベースに開発した専用端末を通じて集音し、専用クラウド環境に転送、テキスト化を行うため、ICレコーダーのように持ち運びができ、設置工事等は不要。
ICレコーダー等で録音した音声ファイルもテキスト化可能。MP3他、複数のファイル形式に対応したアップロードインタフェースも用意しており、過去に録音したデータのテキスト化も可能だとしている。
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