AJA(アジャ)は、同社が提供する広告クリエイティブ審査ソリューション「AJA GREEN(アジャ グリーン)」において、パソナテックのAIを活用した審査システムを協業で開発した。なお、同システムは、2018年5月に提供開始を予定している。
「AJA GREEN」は、メディアに掲載される広告クリエイティブをすべて事後審査することで、メディアのブランド毀損を防ぐソリューションだ。「AJA GREEN」を導入したパートナーメディアは、事後のクリエイティブ審査により、不適切な広告クリエイティブの排除や不適切な広告クリエイティブを配信する広告主やDSP、アドネットワーク自体をブロックすることができる。
今回AIを活用した審査機能を搭載したことで、「AJA GREEN」では、広告クリエイティブを自動で判定し、薬機法および景表法に抵触する恐れのある広告クリエイティブや、メディアのブランド毀損につながるリスクの高い広告クリエイティブを優先的に抽出することが可能となる。
また、AIの学習データには、これまでのサイバーエージェントメディアおよびAJAでのクリエイティブ審査の実績データを利用。審査精度の向上を通して、メディアのブランド毀損リスク軽減とメディア担当者の広告審査における業務の効率化を実現する。
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