LINEは2018年5月14日、名刺管理アプリ「myBridge(マイブリッジ)」のサービス提供を開始した。iPhoneとAndroid端末に対応し、無料で利用できる。
スマートフォンのカメラで名刺を撮影すると文字認識技術(OCR)とオペレーターによる手入力により名刺情報が登録される。オペレーターによる手入力の際は、誰が名刺をアップロードしたのかわからない状態、かつ、項目別に分割して名刺情報を入力する。そのため、誰が誰の名刺を登録しているのか知られることはない。また、データを暗号化された状態で保存するなどのセキュリティ対策を実施している。他社名刺管理サービスに登録したデータをインポートすることもできる。1日あたりに入力できる名刺の枚数や入力項目に上限はない。
名刺の共有が必要なときは、「LINE」のトークやメールで登録した名刺を共有することができる(現在共有されるのはテキスト情報のみ)。また、ユーザー同士がSNSのようにつながることがなく、「myBridge」に名刺を登録していれば、スマートフォンに連絡先を登録していない相手でも、着信時に相手の名刺情報が表示される。さらに、登録した名刺情報を、スマートフォンやGoogleの連絡帳に保存することができ、Excelファイルのダウンロードも可能。アプリ内の名刺情報は、PC版からも閲覧・編集ができる。
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