1ポイント=0.1円の仮想「モリタポ」は、運営会社である未来検索ブラジルから購入(2000円以上から)するほか、自分でつくったプログラムや作品を公開してほかのユーザーからもらったり、オークションで売買することで入手できる。利用可能なサービスとしては、同社が運営する「2ちゃんねる検索」や「モリタポゲーセン」などがある。
同社が運営するWeb出版サービスサイト「Texpo(テキスポ)」で発表された、モリタポとAmazonギフト券の交換手順は次のとおり。まず「テキスポ」のアカウントをつくって「モリタポ」アカウントとの関連付けを行い、交換所で希望のAmazonギフト券の金額を入力するとモリタポが引き落とされる。その数日後には「テキスポ」アカウントのメールアドレスにAmazonギフト券が届くという。
Amazonギフト券は、1枚あたり500円から5万円の範囲で注文することが可能で、1回の注文の限度額は設定されていない。ギフト券と交換してモリタポが引き落とされる際には手数料10%が加算される。ギフト券との交換所は、2008年3月末まで公開テスト運用となるが、テスト期間でも実際に交換することは可能となっている。
これまでは、ネットで作品を公開しているクリエイターへの評価を表す「Web拍手」や「Web投げ銭」的な使い方をされてきたモリタポだが、Amazonギフト券との交換によって、実際に本やDVD、洋服や食べ物を買うこともできるようになる。未来検索ブラジルは新サービスによって「もしかしてモリタポの使われ方が変わるかもしれない」というコメントを発表している。
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