SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

新着記事一覧を見る

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

トランスコスモス、コンタクトセンターにおける応対品質の自動判定AIを開発

 トランスコスモスとAI研究所のCommunication Science Labは、共同で進める機械学習プロジェクトの取り組みとして、コンタクトセンターにおける応対品質を自動で判定するAIを開発した。最初の取り組みとなる実証実験に成功し、業務における実用の見込みを得たため、今後2018年度内のサービス化を目指す。

 トランスコスモスは、コンタクトセンターの応対品質における要素を、作法や礼儀にあたる「応対マナー」、応対の中核である「案内内容」、そして付加価値にあたる「プラスアルファの対応」の3つに分類。今回の実証実験では「応対マナー」を対象とした。

 同社が蓄積したコンタクトセンターの運用ノウハウをもとに良質な学習データを大量作成し、Communication Science Labの先進的な技術力を用いた結果、人間の精度を維持しながら、大量かつ高速に応対マナーを自動判定するAIの開発に成功した。

 これにより、特定のキーワードのみでNG通話を検出する音声認識システムと比べ、極めて高精度な自動判定・検出が可能となった。

 同社はこの実証実験の成果を踏まえ、長年の難題であった2つ目の要素の「案内内容」における応対品質自動判定AIのサービス化にも着手。

 コンタクトセンターでは、約款や注意事項などの案内においては特に正確な案内が求められるため、業務に精通した管理者による聞き起こしチェックと再発防止のための指導が不可欠だ。しかし、それには非現実的な工数を要し、品質の維持や管理をシステマティックに行うことは困難だった。

 同社は、こうした中核業務における難題のAI化を推進し、2018年度内のサービス化と本格展開を目指す。

【関連記事】
AIで動画視聴時の感情を分析!表情解析Web調査サービス「Emotion Capture」登場
ギャプライズ、イスラエルのAspectivaと業務連携 AI技術で口コミからニーズを探るツール提供
分析~施策実施までをワンストップに Kaizen Platform、新ユーザーデータ基盤をリリース
NECとマクロミルが協業 AIを活用したマーケティングソリューションの共同開発へ
シルバーエッグ・テクノロジー、AIレコメンド機能テストで売り上げを約14%向上

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2018/06/27 13:45 https://markezine.jp/article/detail/28621

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング