豆蔵は6月15日、同社が開発したチャットボット対話型AIエンジン「MZbot」とAIに関する教育コンテンツを活用し、マツダの事業フィールドをモデルケースに、一橋大学神岡研究室と共同で研究を行うことを発表した。
2018年6月から12月にかけて、チャットボットを活用したデジタルマーケティングの可能性を探求する。
チャットボット活用により、企業は顧客とのコミュニケーションの接点が増え、付加価値の高いサービスを提供できるようになった。一方で、従来のチャットボットの実装にはシナリオ作成が必要という課題があった。
「MZbot」は、既存のFAQデータを取り込むだけで利用可能な次世代型のAIエンジンを搭載し、短期間かつ少ない手間でのチャットボットの運用を実現。チャット画面を使った問い合わせ(Q&A)機能だけでなく、RPAロボット、サービスロボット、クラウドAPI、IoTセンサなどと連携し、社員一人ひとりのパーソナルアシスタントとして、企業活動における多くの業務を代行する。
同チャットボットサービスの提供は、新サービスやナレッジ化が必要な分野への適用を検討する企業を対象に、2018年2月から開始している。
豆蔵は、今後も産学連携の活動を継続し、先端的なITとデジタル技術を活用できる人材育成プログラムを提供することで、企業のデジタルマーケティングを支援していく。
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